じょんじょがゆく

Ring-tail cat JonJo’s bizarre adventure

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ぽんぽ別れの記録 1 

後悔だらけで思い出すと悲しくなるので避けてきたけれど、あれからもう一年。ぽんぽの最期のこと、きちんとここに書き残しておきます。

忘れもしない去年の6月9日木曜日。とても暑い日でした。

仕事から戻ると家の様子が変でした。物が倒れ、散乱していて、キッチンの床にはうんちがころがっていました。後から迎え出てきたじょんじょの顔が怯えていました。私はただならぬ気配に警戒しつつぽんぽを探しました。

ぽんぽはリビングルームのテレビの前でつぶれたような形でうつぶせになっていました。息が荒く、体が波打っていました。後ろ足2本、骨が外れたみたいにだらんとしていました。体を撫でるとギャーと叫びました。前足だけでずるずる移動してテレビの横に隠れました。私に触られるのが嫌みたいでした。

動物病院に電話するも予約が取れず、とりあえず飛び込み(エマージェンシー)で駆け込みました。待ち時間、自然に悪い方へと考えが行ってしまい、涙が止まりませんでした。いい歳して未熟です。

一時間以上待たされた後、やっとぽんぽの名前が呼ばれました。私はDr.ブレイバーに帰宅時の状態を説明しました。彼女ははぽんたの体温を測り、視診、聴診、触診といつもの診察をしてくれました。この後どんな検査をされるのだろう、入院になるのかな、などと考えていると、ドクターがいきなり信じられないことを言いました。「今日、眠らせてあげてください」と。

サドル血栓症だろうということでした。血栓が下半身の血管に詰まって麻痺したのだろうと。もう足が冷たくなっていると。

「眠らせるための書類を用意するから、記入してもらえますか」と言われました。何がなんだか訳がわからなくて倒れそうでした。やっとの思いで「今日じゃないとダメなんですか」と聞きました。

「今この猫は想像を絶する痛みと戦っています。この病気は治る見込みはありません。血栓が臓器に巡るのは時間の問題で、そうなるともっと可哀相なことになります。このまましばらく生きたとしても苦痛で不自由で悲惨なだけです。何もわからないうちに楽にしてあげるのがこの子のためです」

多くの悲惨な結果を迎えた猫達を現場で目の当たりにしてきたであろうDr.ブレイバーの言葉には逆らえない重みがありました。でも今朝まで元気で食欲旺盛だったぽんたです。朝から植木鉢倒したり悪さしていたぽんたです。どうして今すぐ眠らせるなんてことができるでしょうか。

それにぽんぽはそのころにはかなり落ち着いていました。歩けないだけで、いつものぽんぽでした。歩けないくせに診察室を這いずり回っていました。どこも痛そうではありませんでした。鼻の横をカリカリするとゴロゴロ言っていました。

自分では決断をくだせなくて、それでその場からともだちに電話をして相談しました。

というより私の気持ちは「もう少しぽんたと一緒にいたい」、それだけでした。

その一方で「心の準備ができていない弱い自分を慰めるためにぽんぽの苦しみを長引かせていいのだろうか・・・勝手過ぎやしないか・・・」という罪悪感もありました。

ともだちの意見は「命のことだから急いで決めないほうがいい」でした。私はその言葉に勇気づけられて、ドクターに「眠らせるのはもう一日待ってください」と伝える事ができました。

ドクターはぽんぽのために痛み止めを一日分出してくれました。私はぽんぽと一緒に家に帰りました。

こうやって書くと一瞬の出来事みたいですが、診察が始まって病院を出るまで一時間半以上かかったと思います。「眠らせる」と言われてから私はうじうじと悩んで電話して泣いていつまでたっても結論をだせなかったのです。急患が多くて忙しかったあの日、嫌な顔もせず、私とぽんぽをふたりっきりでずーっと診察室に居させてくれたドクターやスタッフの方々の優しさにに感謝しています。

(つづきます)
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カテゴリ: ぽんぽ

テーマ: 猫のいる生活 - ジャンル: ペット

tag:   サドル血栓症 

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Posted on 2012/06/13 Wed. 21:26    TB: --    CM: --

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